現地6月22日、オクラホマシティのペイコム・センターで開催されたNBAファイナル第7戦で、サンダーがペイサーズを103-91で下し46年ぶり2度目のNBA制覇を達成しました!
第7戦までもつれた今年のNBAファイナル。最終戦となった第7戦の立ち上がり、一進一退の攻防のなか1Q残り5分に味方のパスを受けてドライブを試みたペイサーズのタイリース・ハリバートンが右足を負傷。エースを欠く苦しい展開となったペイサーズは前半を1点リードで折り返すも、第3Qから次第に点差を離され始めると、この試合最多となる29得点5リバウンド12アシストを記録したシェイ・ギルジャス・アレキサンダー、20得点4リバウンド4アシストを記録したジェイレン・ウィリアムズと18得点8リバウンドをあげたチェット・ホルムグレンらを中心に、後半リードを広げたサンダーがシアトル・スーパーソニックス時代の1979年に達成した優勝以来の2度目のNBA制覇を達成しました。
ファイナルMVPは、シリーズ平均30.3得点4.6リバウンド5.6アシストを記録したSGA。シーズンMVP、得点王、ファイナルMVP獲得を同一シーズンで成し遂げたのは、カリーム・アブドゥル=ジャバー、マイケル・ジョーダン、シャキール・オニールに続く4人目の快挙となりました。
一方のペイサーズはパスカル・シアカムとTJ・マッコネルが16得点、ベネディクト・マサリンもベンチから24得点13リバウンドと奮闘したものの、1Qに失ったエースの穴は大きく残念ながらNBA制覇には手が届きませんでした。
サンダーの優勝で幕を閉じた2024-25シーズンのNBA。第7戦の直前にはヒューストン・ロケッツとフェニックス・サンズ間でケビン・デュラントのトレードが成立するなど、現地6月25日、26日に控えるNBAドラフト2025をめぐり、今年もさらなるトレードが起こることが予想されます。今年のオフはどのような動きがあるのか。オフシーズンのNBAにも注目です。
なお、2025-26シーズンのスケジュールの発表は8月以降になります。詳細が発表され次第、改めてご案内いたします。
The @okcthunder are the 2024-25 NBA Champions! pic.twitter.com/EsPIcjgVFx
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THE THUNDER RECEIVE THE LARRY O'BRIEN TROPHY... FIRST IN THE FRANCHISE'S OKC ERA 🏆 pic.twitter.com/hmtObStBLB
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Shai Gilgeous-Alexander is the 2025 NBA Finals MVP! pic.twitter.com/odn5kESjkA
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