現地6月18日、MLBロサンゼルス・ドジャースのオーナーであるマーク・ウォルター氏が、レイカーズのオーナーであるバス・ファミリーからチームの株式の過半数を買収すると報じられました。
TWGグローバルのCEO兼会長であるウォルター氏は2021年からレイカーズの少数株を保有しており、その際にチームの過半数株式の優先交渉権を取得。今回ウォルター氏はレイカーズの過半数株式を約100億ドルで買収予定で、これはプロスポーツチームの買収としてはアメリカ史上最高額になります。
またウォルター氏はドジャースやレイカーズの他に、プレミアリーグのチェルシーFC、WBAのロサンゼルス・スパーク、キャデラックのF1チームを含む複数のレースチームを所有しています。
1979年にジャック・ケント・クック氏からレイカーズを67.5億ドルで買収した前オーナーのジェリー・バス氏。1980年以降はマジック・ジョンソン、カリーム・アブドゥル=ジャバー、シャキール・オニール、コービー・ブライアントらを擁して11度の優勝を達成。2013年にバス氏が亡くなった際、チームの経営は彼の子供達に引き継がれており、今回の買収後も数年間はジニー・バス氏がレイカーズの運営責任者としてチームを率いる予定とのことです。
46年に渡ってレイカーズを保有していたバス・ファミリーからウォルター氏へと所有権が変わり新たな時代を迎えることになったレイカーズ。この先どのような歩みを進めていくのか、レイカーズの今後に注目です。
BREAKING: The Buss family is entering an agreement to sell majority ownership of the Los Angeles Lakers to Mark Walter, the CEO and chairman of diversified holding company TWG Global, sources tell ESPN. Jeanie Buss will continue to serve in her role as Governor after the sale. pic.twitter.com/1Da6LDD7TJ
— Shams Charania (@ShamsCharania) June 18, 2025