現地9月27日、今夏、ポートランド・トレイルブレイザーズからの移籍を希望していたデイミアン・リラードが、ミルウォーキー・バックスとフェニックス・サンズの三角トレードで、バックスに移籍しました。
Milwaukee Bucks acquire seven-time All-Star, seven-time All-NBA selection and NBA 75th Anniversary Team member Damian Lillard.
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— Milwaukee Bucks (@Bucks) September 28, 2023
リラードを放出したブレイザーズは、バックスからドリュー・ホリデーと2029年のドラフト1巡目指名権、2028年、2030年の指名権交換権、サンズからデアンドレ・エイトン、トゥマニ・カマラを獲得。サンズは、バックスからグレイソン・アレン、ブレイザーズからユスフ・ヌルキッチ、ナシール・リトル、キーオン・ジョンソンを獲得しました。
今オフ、ブレイザーズからの移籍を希望していたリラードでしたが、FA解禁後にマイアミ・ヒートなど多くの移籍の噂が飛び交うもなかなか話がまとまらず、トレーニングキャンプ開始を控えた9月末に、ついにバックスへの移籍がまとまりました。
一方のブレイザーズは、今年のドラフト全体3位でスクート・ヘンダーソンを獲得し、若手中心のチーム作りに舵を切ることが予想されており、バックスからトレードで獲得したホリデーの今後の去就に注目が集まります。また、3チーム目となったサンズは、エイトンを放出し新たなインサイドの要であるヌルキッチと、ウィングの層の厚さを手にしました。
新シーズン直前に大型トレードを敢行したバックス。アデトクンボを中心にイースト屈指の高さのあるディフェンスを誇っていたチームに、新加入のリラードがどのように融合するのか。今後のイーストの覇権争い、そして今シーズンの行方に注目です。
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