【NBAファイナル】ナゲッツがチーム史上初となるNBA制覇を達成!

現地6月12日、コロラド州デンバーのボール・アリーナで行われたNBAファイナル2023の第5戦で、デンバー・ナゲッツがマイアミ・ヒートを94-89で破り、チーム史上初となるNBA制覇を達成しました!

ナゲッツが3勝1敗と王手をかけてむかえた第5戦。前半は、ナゲッツのエースであるニコラ・ヨキッチがファウルトラブルになるなか、負けたらシーズン終了となるヒートが2桁リードのを保って前半を折り返す展開に。その後、後半に入るとヨキッチを中心に得意のオフェンスから得点を重ねるたナゲッツが、第3Qの途中でついに同点に追いつくと、そこからは両者譲らぬ接戦へ。

優勝を待ち望むデンバーのファンの声援のなか、ヒートもエースのジミー・バトラーを中心に最後まで粘ったものの、ここまで足首の怪我を抱えながらチームを引っ張ってきたバトラーが、最終盤で痛恨のターンオーバーを犯してしまいファウルゲームの展開へ。最後は、ケンテイビアス・コールドウェル=ポープ、ブルース・ブラウンがフリースローを決めきったナゲッツが、ヒートを破りチーム創設56年目にして初のNBA制覇を達成しました。

ビル・ラッセルNBAファイナルMVPは、シリーズ平均30.2得点12.2リバウンド7.2アシストをあげたヨキッチが獲得。センターのファイナルMVP獲得は、2002年のシャキール・オニール氏以来であり、セルティックスのレジェンドであるビル・ラッセル氏が亡くなってから初となるMVPは、同じセンターのヨキッチにもたらされました。

敗れたヒートは、バトラーがシリーズ平均21.6得点4.6リバウンド6.4アシスト。バム・アデバヨも平均21.8得点12.4リバウンドとヨキッチ相手に奮闘したものの、シリーズを終始優勢に進めたナゲッツに1勝をあげるにとどまりました。

NBAファイナルが終了すると、いよいよ現地6月22日にはNBAドラフト2023が開催されます。全体1位指名が濃厚なフランス出身のビクター・ウェンバンヤマを筆頭に、今年はどのようなドラフトになるのか。

また、ドラフト直前の指名権を絡めたトレードや、7月からはいよいよFA交渉が解禁となります。

今シーズンついにNBA制覇を達成し、名実ともにNBA No.1センターとなったヨキッチ。この先ヨキッチの時代が来るのか、はたまた新たな王者が誕生するのか。来シーズンのNBAも楽しみです!

なお、2023-24シーズンのスケジュールの発表は8月以降になります。詳細が発表され次第、改めてご案内いたします。


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