NBAトレードデッドライン2021

現地3月25日に、今シーズンのトレード成立期限となるトレードデッドラインを迎えたNBA。

毎年、締め切り直前にトレードが頻発するのが恒例ですが、今年の口火を切ったのは、アイザイア・ハーテンシュタインと2つの2巡目指名権を放出し、キャバリアーズからジャベール・マギーを獲得したナゲッツ。
その後、ブルズがオットー・ポーター、ウィンデル・カーターJr.と2つの1巡目指名件を放出し、マジックからニコラ・ブチェヴィッチ、アル・ファルーク・アミヌを獲得すると、そこから再建に舵を切ったマジックを巡ってトレードが加速。

セルティックスがジェフ・ティーグと2巡目指名権2つで、エバン・フォーニエを、ナゲッツはギャリー・ハリス、RJハンプトンと1巡目指名権を放出してアーロン・ゴードンを、それぞれマジックから獲得。

ラウリー獲得を断念したシクサーズは、サンダー、ニックスとの三角トレードで、ジョージ・ヒル、イギー・ブラズデイキスを獲得。サンダーはオースティン・リバースとトニー・ブラッドリーに加えて2つの2巡目指名権、ニックスはテレンス・ファーガソンをチームに加えました。

ラプターズは来期プレイヤーオプションのノーマン・パウエルを放出し、ブレイザーズからギャリー・トレントとロドニー・フットをトレードで獲得。ホークスは、ラジョン・ロンドを放出し、ルー・ウィリアムズを新たに獲得しました。

締め切り直前には、ヒートがケリー・オリニク、エイブリー・ブラッドリーと2022年のドラフトスワップ権を放出し、ロケッツからビクター・オラディポを獲得。ジャズやキングスとのトレードでロスタースポットをあける動きを見せたラプターズでしたが、複数チームとの交渉が取り沙汰されていたラウリーは、最終的にチーム残留となりました。

上記の主要なトレードの他にも、今年も多くのトレードが飛び交ったNBA。
期限後には、スパーズとラマーカス・オルドリッジの間でバイアウトが成立するなど、今後はバイアウトされた選手達を巡り、プレイオフを見据えたチームの獲得競争が繰り広げられることとなります。プレオフシード争いの行方、そして今シーズンの王者に輝くのはどのチームなのか。後半戦の戦いにも注目です!


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