アメリカの首都ワシントンDC。
NHLのワシントン・キャピタルズが栄光を勝ち取り、次に続くチームは、果たしてどこか。
同じ会場をNBAのワシントン・ウィザーズは、ぜひ、続きたいところです。ワシントンは、日本から直行便も飛び行きやすい街の1つになります。また、地下鉄が空港に直結したことにより、空港から地下鉄でダイレクトにダウンタウンにアクセスできるようになりました。
ワシントンDCは、スミソニアンの国立自然史博物館、国立l航空宇宙博物館、ナショナルギャラリーなど美術館、博物館などがすべて無料など、魅力が満載で、何日あっても足りない街になるかもしれません。
州:ワシントンDC
タイムゾーン:イースタン
日本との時差:-14時間(サマータイム時は-15時間)
*サマータイムは3月の第二日曜日から11月の第一日曜日までとなります。
ワシントン・ダレス国際空港からダウンタウンへ
空港から中心部へのアクセス方法としては、以下の方法があります。
タクシー
タクシーの利用が一番わかりやすいのが、ダレス国際空港から中心地への行き方です。
ただ、ポイントは、タクシーがフラットレートではない点、後は、ワシントンDCの中心地は渋滞がひどいという点で、時間が読めないということです。
料金的には、場所にもよりますが60ドルから80ドル前後というところになるでしょうか。
時間もスムーズに行けば40分前後、時間がかかれば1時間以上とかなり幅が必要です。
UBER
UBERを配車することもできます。
UBERの場合、メリットは、配車時に価格が確定することで、渋滞でも配車時の料金が変わることはありません。
2019年現在では、乗り場はわかりやすいですが、UBERの場合、配車場所はひんぱんに変わります。
ですので、問題は、到着し、どこで配車すればいいかという点でしょうか。
こちらも料金に幅があります。50ドル前後から80ドル前後になると思います。
シルバーライン
2022年にワシントン・ダレス国際空港駅が新設されたことにより、空港駅からシルバーラインに乗ってダイレクトに中心地まで行けるようになりました。ワシントンDCの地下鉄は比較的わかりやすいので、乗り換えも駅をしっかり覚えておけばそれほど苦ではありません。
ポイントは、地下鉄はパスを買うことです。
これに尽きます。ワシントンDCの地下鉄は、このパスを買っておけば、何も考えずに、カードをスイカのように使えますが、1区間、1区間を買おうとすると、駅を把握しなければならないオフ、ピークで値段が違うとかなり複雑です。ですので、とにかくパスです。
パスは、1日、3日、7日間とありますが、7日間のパスは少し複雑なので、5日から7日の滞在でも、3日間のパスを2回買うほうがいいです。
2日間の滞在であれば、3日パスがよいです。1日パスというのは、中心地に泊まり、帰りはタクシーで空港に行くことが事前に決まっている場合はそれでいいですが、到着日観戦し、翌日移動という場合でも地下鉄を使うのであれば3日間パスを一度買えば、それで買う必要がないので、3日間パスが良いかと思います。
とにかく大事なことは、スムーズに乗車できる環境というのがこのパスであるということであり、パスを買うことで得をするためのパスではありません。
1度買えば、それで複雑な料金形態から解放されるのが大事であり、イベント観戦する人は、少なからず、イベント終了後の券売機は混みますから、そのようなことに巻き込まれない環境を作っておくことが大事なわけです。
市バス5Aを使う
メトロバス(市バス)が中心地の2か所と空港を結んでいます。
しかし、この方法は、ちょっとなしの方が良いかもしれません。
どちらかというとバックパッカーのような荷物を背負える状況であったり、荷物があまりない場合に使える方法ではありますが、少なくとも初めての方が選択する方法かというと、少し難しいと思います。
まず、通常の市バスですから、スーツケースなどの置き場が、バスの中にないのです。
これはシルバーラインエクスプレスとの大きな差で、スーツケースはしんどいことになります。
中心地に入ると渋滞がありますので、時間もかかります。
また、中心地の2か所のバス亭は、一般的には宿泊しないエリアになりますので、降りてからが少し戸惑います。
Rosslyn駅は、降りれば、ペンタゴンシティ方面にはすぐ行ける駅です。
硫黄島記念碑へ行くのに最寄りの駅ではあり、駅周辺はビジネス街ですが、この辺に宿泊する人はあまりいないと思います。
L'Enfant Plaza駅もこの駅周辺にはホテルはないので、降りてから地下鉄乗り換えになります。
最も難点は、バスを使うのには、現金が必要で、お釣りが来ません。
料金は2019年時点で、7.50ドルですが、到着時にクォーターを持っている人は、何度かアメリカに来たことがある人以外はないと思います。
8ドルあれば、お釣りなしでもいいなら乗れますが、料金の支払い方をしても、初めての人が使うべきものではないかな、という乗り物です。
ワシントンDCの観光スポット
首都ワシントンは、美術館を含めて無料で楽しめるエリアがたくさんあります。
ワシントンの魅力を存分に感じてください。
ナショナルモール
「ナショナル・モール」は、多くの博物館があり、ナショナルギャラリーもここにあります。
「ナショナル・モール」の端まで行けば、リンカーン記念館がありますし、ワシントン記念塔の近くには、「第2次世界大戦記念碑」もあります。巨大公園の中の観光スポットをどう回るかということになります。
大きい公園ですので、目的地により最寄りの駅も異なります。
ナショナルギャラリーや国立航空宇宙博物館をメインにするのであれば、ブルーライン、オレンジライン、シルバーラインの最寄り駅「スミソニアン」で下車で、駅を出ると、塔がドーンと見え、反対側には議事堂が見えます。
ワシントン記念塔
ワシントン記念塔は、塔に登ることもできるので、登か、外観を見るかと分かれます。
塔の写真を撮ればいいのであれば、「スミソニアン」駅を利用でもいいですし、近くに行くのであれば、そこから塔の方に向かうのもいいです。
この塔の近くには、「第2次世界大戦記念碑」もありますので、近くに行ったら、見れるといいかもしれません。
リンカーン記念館
リンカーンの銅像があるだけなのです。
しかし、その圧倒的な存在感。やはりワシントンDCの観光には組み込んでもらいたいのがこのリンカーン記念館です。
このエリアを回るのであれば、リンカーン記念館、キング牧師記念碑、フランクリン・D・ルーズベルト記念公園、ジェファソン記念館と徒歩などで回るのが良いかもしれません。
リンカーン記念館の最寄りの駅はブルーライン、オレンジライン、シルバーラインの最寄り駅「フォギーボトム」駅を下車。徒歩で15分ぐらい歩けば、リンカーン記念館が見えてきます。
国立自然史博物館
ナショナルモールのスミソニアン駅から徒歩10分ぐらい歩けば、ナショナルギャラリーがあります。
ここは、国立自然史博物館、ナショナルギャラリーと国立航空宇宙博物館をセットで回るのが効率的です。
ここでは、世界最大級のダイヤが飾られています。
ナショナルギャラリー
ナショナルギャラリーは、レオナルドダヴィンチの名画やゴッホ、ピカソ、フェルメール、モネなど作品を見ることができます。
ナショナルギャラリーは、東館と西館に分かれており、西館が規模が大きいエリアになります。向かいに国立航空宇宙博物館があります。
国立航空宇宙博物館
各建物に入るたびに、セキュリティチェックがあります。
スポーツ観戦の場合、クリアバッグで行くとセキュリティの人が喜んでくれることもありますが、例えば、この国立航空宇宙博物館などは、飛行機に乗る前のようなセキュリティチェックとなり、荷物自体を機械に通します。
そのため、セキュリティチェックで入るまでに時間がかかることもあります。
ホワイトハウス
現在は、ホワイトハウスの中は入れませんが、それでもワシントンの観光スポットの1つであることに変わりはありません。日によっては、デモをしているグループなどに遭遇することもありますが外観だけでも記念に写真に残れるとワシントン、という感じがすると思います。
国立動物園
レッドラインでキャピタルワンアリーナ付近から10分ぐらい来ると「ウッドリーパーク」駅があります。ここは、国立動物園の最寄り駅。
この動物園も無料ですが、パンダなどゆっくり見れます。
動物園ですので、全体を歩くとなると半日ぐらいは必要ですが、天気の良い日であれば、気持ちよく歩くことができます。
フィリップスコレクション
フィリップスコレクションは、レッドラインのデュポンサークル駅を下車、徒歩5分ぐらいで行くことができます。ナショナルギャラリーなどに比べれば、小さい規模になるので、じっくり、ゆっくり回りやすくなります。
ルノワールの「舟遊びの昼食」などの名画に会うことができます。